高橋響 日記

高橋響のどうしようもない日記

結婚式

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今日は再従兄弟(はとこ)の結婚式に招待してもらい、出席しました。

 

3つ年上の再従兄弟(以後:Jくん)とは家が近かった事もあり、毎日の様に遊んでいました。『大乱闘スマッシュブラザーズ』をやったり、デュエル・マスターズをやったり、バトルえんぴつをやったり、家の裏に秘密基地を作ったり、サッカーをしたり、市民プールに行ったり…色々な事をして遊びました。1年の内、362日は遊んでいたと思います。

 

昔、悪さをしていた事がバレて「しばらく会うの禁止令」が発令されました。その時、信じられないくらい号泣した事を覚えています。あの頃の僕にとって「Jくんに会えない」というのは、今で言う「失恋」くらいの悲しさだったのです。幼い頃の僕の将来の夢は「Jくんと一緒に住んで、Jくんは働いて、僕は家でパンケーキを焼いて待つ」というものでした。そんな意味不明な夢を本気で持つくらいJくんの事が好きでした。

 

そんな憧れの存在だったJくんの結婚式はとても素敵でした。

 

Jくんが白のタキシードでチャペルに入場してきた時、昔の記憶が走馬灯の様に頭を駆け巡りました。「市民プールで溺れた時に助けてもらったな」とか「小学校の帰り道、こっそり自販機で缶のファンタグレープを買って2人でちびちびと飲んだな」とか「泊まりに行った時、布団の中で一緒にゲームボーイアドバンスをやったな」とか「近所の子と雪合戦をしてボコボコにしたな」とか…。親族だらけの結婚式だったので泣かないと決めていましたが、チャペルの扉が開いてすぐ、その決意は崩れ去りました。

 

その後、披露宴の余興で弾き語りをしました。新郎新婦に向けて「Wedding Song(仮)」という曲を書きました。その曲を歌わせて頂きました。「遠くまで来たね 僕が言うのも何だか変だけど 君の事だからきっと大丈夫 もう1人ではないからさ」という歌詞が好きです(リリースもしてないのに好きな歌詞を述べて申し訳ないです)。レコーディングしたらJくん夫婦に送ろうと思います。

 

正直、新婦さんに対しては嫉妬しますよね(笑)。昔の僕の夢を叶えた人ですから。

新婦さんのお腹には新しい命が宿っているとサプライズで聞きました。嬉しかった。

Jくん、また気が向いたら遊んでね。

3人が不自由なく、幸せに暮らせる未来を作りたいですね。勿論、音楽で。

 

心からおめでとうございます。